Review

主人公のマイケル・スコフィールドは200近いIQを持った元建築技師。
その類稀なる頭脳を使って、無実の罪で死刑の迫った兄を刑務所から救出すべく奮闘する物語。

このマイケルが超天才ではあるんだけど、なんだか抜けてるというか、天然なところがあって、そのせいもあって、「何でそこでーっ！」という展開が次々とおこる。

マイケルは感情をあまりに表に出さずいつもクールな感じでいるけど、完璧じゃないところが可愛くて、人間味あふれる魅力的なキャラに仕上がっているのだ。

マイケルは兄を助けるために、わざと犯罪を犯して刑務所に入るのだが、そんな手段も頭がいいのか悪いのか、紙一重な気もするし(^^;)

そしてマイケルが入った刑務所の住民たちも、極悪人から単なるチンピラまで、個性的な面々が勢ぞろいで、そいつらがとにかくいらん事ばっかりしてマイケルの計画を妨害するのだ。

マイケルはマイケルで禁断の恋に気を取られたりとかもしたりして。

もう本当に次から次へとありえないことが起こりまくり、これはもはやファンタジーなのではないかと思うほどの面白さがこのドラマにはある。

シーズン4まであって最後の方はちょっとダレる感じはあるけど、長々と楽しめるオススメのドラマだ。

◎出演者
ウェントワース･ミラー
ドミニク･パーセル
サラ･ウェイン･キャリーズ
アマウリー･ノラスコ
ロバート･ネッパー

◎監督/演出
ブラッド･ターナー
ボビー･ロス
ケヴィン･フックス
ドワイト･H･リトル

◎プロデューサー
ブレット･ラトナー
ポール･T･シュアリング
マーティ･アデルスタイン
ドーン･パローズ
ケヴィン･フックス

◎原作/脚本
ポール･シェアリング