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[東京] 情熱のモザイズム:レセプションパーティー

西荻窪にある、ステキなギャラリー「みずのそら」にて、2003年に急逝したモザイク作家 小島和茂さんの13回忌に向けた展覧会『情熱のモザイズム』が開かれた。

小島和茂さんは、GENZのギターの和田アツシが大変お世話になった人。
亡くなる直前まで制作をお手伝いしていた。

 

今回は、小島さんが未完のまま残した焼き物のオブジェにKAZU工房と関わりのあった人たちがモザイクを施し、コラボ作品を完成させた。
私たちも作品を作った。

私(Chiyo)は初めてのモザイク。小島さんの作品に手を加えるということで緊張だったけど、始めてみたらモザイクの世界にすっかりハマってしまって、とても楽しく作品を作ることができた。

モザイクは、思い描く形を目指して石やガラスの材料を切り、一つ一つをはめて行く作業。
その作業はなんとなく、歌詞を作る作業と似ていた。

そこにハマるべきピースを探している感じ。
そこに来るものは予め決まっていて、私はそれを手探りで探している。
ピタっとくるものがあれば、あ、これっ!て解る。

それは、メロディーに言葉をはめて行く作業と全く同じ手順だった。

小島さんはこれを一生かけてやっていたんだ。
文字通り、命を削って。

小さなピースを生み出しては はめていく作業。
まるで修行のようだ。

小島さんのモザイクのすごさを改めて知る体験となった。
モザイクを作るというのは、宇宙と対峙するような世界だったのだ。

 

このようにして、総勢18名が小島さんの土台を元に作品を作った。

大御所から私のような初心者まで、いろいろな人の個性的な作品がそろって、いつまででも見ていられる奥の深い展示となった。

 

会期中はモザイクとステンドグラスのワークショップも開かれて、たくさんの人がモザイクやガラスの世界に没頭できる週間となった。

2014年12月14日 日曜日
『情熱のモザイズム』オープニングパーティー

子供から大先輩まで、たくさんの人が集まってにぎやかなパーティーとなった。
小島さんと共に青春時代を駆け抜けてきた人たちや、小島さんにお世話になった若者たち、そしてその子供たち。
みんながモザイクの元に集まった。

小島さんとみんなのコラボ作品が並んで、まるでモザイクの森のようだった。

小島和茂さんの作品もたくさん展示された。
鳥肌のたつ美しさだ。

美味しいお料理もふるまわれて宴もたけなわに。
お友達が家族で見に来てくれたのがうれしかったな~。

GENZも歌を法要した。

小島和茂さんの13回忌に向けて、すばらしい人たち、すばらしい作品にかこまれて歌が歌えてなんとも言えない感動だった。

歌いながら私は、小島和茂さんの奥様の陽子さんから「こんな展示をやりたいのよ~」って話を聞いてから、実際に未完のオブジェを見て、触って、続々と作品が完成してきて、自分もそこへモザイクをはめ、そして当日を迎えるまでの月日を思い出していた。

小島さん、見ているかな~!

 

陽子さん、すばらしい展覧会、感動しました。
貴重な体験になりました。
ありがとうございました!!!!!!!!!

 

最後に日本モザイクの住野社長と、陶芸家の青木さん、そして古くからのお友達の石住夫妻と記念撮影。

みんな小島和茂さんで繋がっている。


■ 2014/12/14(日)
情熱のモザイズム:レセプションパーティー
http://www.kazu-koubou.com/

ギャラリー みずのそら
http://www.mizunosora.com/

———————-
◆情熱のモザイズム~小島和茂13回忌に向けて~
http://www.kazu-koubou.com

モザイク作家 小島和茂さんが残した未完成のオブジェをKAZU工房と関わりのあった人たちが完成させます。
GENZのchiyoと和田アツシも作品を制作して展示します。

参加者(敬称略、50音順)
青木 英侃/石住 卓哉/石住 加奈/板橋 一広/遠藤 清子/大橋 知誉/神澤 いづる/小島 陽子/小林 美佐子/柴田 めいこ/住野 久美子/ナカムラトモコ/中村 容一/宮内 淳吉/森田 千晶/山本 和香子/和田 淳/和田 順乃

会期:2014年12月13日(土)~12月24日(水)


Writing : Chiyo

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