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夢日記

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1995.09.8迷子

夜中、どこかから歩いて帰る途中、変な道を通ってしまい道に迷った。
しかも、何回か痴漢に間違われた。

いきなり目の前に巨大な教会が現れる。
教会の壁は美しいステンドグラスでできている。

うろうろしていたら朝になってしまった。

教会の隣は奇妙な遊園地で、変なジェットコースターがある。
子供達が大騒ぎしているのが聞こえてくる。
さらに遊園地の隣は駅みたいだった。

弟に会う。

彼とステンドグラスがどうのこうのと話しながら昨日歩いてきた方に戻る。

教会を見ると、昨夜ステンドグラスだった部分がアニメーションのようにグニグニ動いていて、イルカが泳いでいるのが見える。

何となく小さな洋服屋に入り店員と話をする。
私が「お金がないから野宿した」と話すと、彼女は営業スマイルで「わーすごい」と言う。

ついでに彼女に道を聞くと、左へ行けと教えてくれる。
そしてここは上野から二つ目の「○○間(「間」はキュウと読む)」であることも教えてくれた。

それで、教わった道を弟と二人でずんずん行くと、がらくたが積まれてる一本道に出る。
私は財布から路線図を出して現在地を確認する。

私はふと、母に電話しなくてはと思う。

がらくたの間に公衆電話があって、私は家に電話しようと思うが、昨日は上野のホテルにいた事を思い出す。

弟に「上野プリンスだっけ?」と聞くが返事がない。
何度か聞いて、「答えてくれたっていいでしょう。」と振り返ると弟がいない。

私が「何か」に「もう一人でも大丈夫ってこと?」と聞くと、それが「そう」と答えた。

男の人(弟が変化した人かも)が私の後ろに並んでイライラしている。

私はその人に上野で一番リッチなホテルはどこかと聞くと、彼が長い名前のホテルを挙げたので、母が泊まってるところじゃないと思う。

ばあちゃんに電話しようと思うが思いとどまり、家に電話してみた。
驚くべき事に、一回で正しい番号にかけられた!!(※)

母が電話に出る。
以外と母は怒っていなくて、今私がいる場所も知っていた。

この時、洋服屋での会話がフラッシュバックする。

「あの道、がらくたとかいっぱいあるけど、気にしないで。包丁とかもぶら下がってるし。」

と店員さんが言っていたっけ。
たしかに包丁がぶら下がってる。

ここは正しい道だ。

電話の向こうの母の声が変だ。
「あー、あー」と無気力な感じ。

目が覚めるにつれ、それが実際のカラスの鳴き声であることが判明。

(※)「番号を間違えてなかなか電話がかけられない」というジンクスが私の夢にはある。

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