1995.01.18白痴の少女
白痴の少女がいる。その少女にはたった一人の友達がいて、彼女は彼を兄の様に慕っている。
彼の方でも少女を必要としている。彼女がそばにいないと、彼は自分を押さえることが出来ずに残虐な行動に走ってしまうのだ。
それから、もう一人別の少女がいる。彼女はおそらく彼の恋人であるが、この少女が白痴の少女と出会い、親友となる。
この三人の間には誰が欠けてもならない「秩序」のようなものが存在する。
私はこの世界を客観的に見ている。
※坂口安吾の「白痴」を読んだ影響と思われる。