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風が吹けば桶屋が儲かる

って、何でだっけ????

と時々思う。

前にもそう思って調べたことがあったと思うが内容を思い出せない。
このフレーズが言いたいことは分かるんだが、肝心の間がまるっきり思い出せない。

しかも、それほど重要なことではないのでいつも調べ忘れる。

でも今日は、それを思い出したときにたまたまWikiを開いていたのでついでに調べることができた。
『風が吹けば桶屋が儲かる』 とは、つまりこういうことだった。

1. 大風で土ぼこりが立つ
2. 土ぼこりが目に入って、盲人が増える
3. 盲人は三味線を買う(当時、三味線は盲人が弾いた)
4. 三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
5. ネコが減ればネズミが増える
6. ネズミは箱を囓る
7. 箱の需要が増え箱屋が儲かる

ふーん。
桶じゃなくて箱だったんだねぇ。

これは江戸時代の人が考えたことだそうで。
「土ぼこりが目に入って、盲人が増える」という無理やり感がなんかすごい。
それをわかっていながら、しれっと言っちゃうところが粋である。

でも、現代人からするとあんまりピンとこないのも事実だ。
盲人が三味線を買うとか、猫が殺されるとか・・・・

あるある~とは言いがたい。

だったら現代版はなんだろうと思ってさらに桶屋の話を掘って行ったらこんなのがあった。

「猛暑の翌年は景気がよくなる」

どーゆーことかと言うと、

1. 太陽がよく照る=杉がよく育つ
2. すると翌年はたっぷり花粉をつける
3. それが都会に飛んでくる
4. 花粉症の人が増える
5. みんなが花粉症対策をするためにお金が動く
(病院に行ったり、薬を買ったり、製薬会社が設備投資したりといろいろ)
6. 結果、景気がよくなる

うーむ。

現代らしいけど、これだと、まじめすぎて粋な感じじゃない。
もっと面白いのないかなーと思ったけど見つからなかった。

「航空格安チケットが出回ると釣竿の値段が上がる」というのを見つけたけど、間がわからない。。。

わーーもんもん。
なぜ???

ちなみに、こういうのを学術的に言うと、「バタフライ効果」というそうだ。
蝶々の羽ばたきが、めぐりめぐってやがて遠くの土地の気象環境にまで影響しちゃうというたとえ。
つまり、小さな変化が波及していってやがて大きな現象へとなることを言う。

色々な出来事は連鎖して起こっているから何でこうなったのか?? を逆向きに辿っていくと面白そう!!
なんかそういう映画があったような気がするけど忘れた・・・・。

この連鎖は本当に小さなことで大きくずれてくる。
この世には起きなかったけど、起きる可能性のあった未然の出来事が無数にあるんだ。
私が今ここでこうして日記を書くのにいたるまでいったいどれほどの分岐点があっただろう。
なんて考え出すとまた朝になるので今日はこの辺で止めておこー

2009.05.26
※記事の内容は私が独自に調べてまとめた内容なので間違いもあるかもです。そしたらごめん。
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