電子お手伝いさん
先日、面白い記事をみつけた。
1960年予想 「未来の技術」、4割実現
ここからちょっと面白いのを抜粋。
◇家庭のオートメーション化(電子家政婦)
電子家政婦って、つまり電子お手伝いさん??? ええーー!!?? どんなの想像してたか見たいなぁ。
家政婦のやっていたことが全部家電がやるようになってある意味実現してるよねw
◇アナログ(相似)型電子計算機
計算尺は関数電卓の登場で80年代に撲滅したらしい。
◇しゃべる印刷物
印刷物自体がなくなりつつあるね…印刷物をテキストファイルに置き換えて考えると実現してると思う。
…たった40年ほど前だけど、こんだけ違うんだね。ちょっと恐ろしくなってきた。
思えば、小さい頃の 未来像の代表といえば、、、
- テレビ電話
- リニアモーターカー
- コールドスリープ
いつのまにかこれがレトロフューチャーになってしまった。その境目はいつ来たんだろう。
わからなかったなぁ。
さて、この記事を読んで、もっと昔の人が予想した未来予想図を知りたくなった。
そしたらこんなのがあった。
二十世紀の豫言
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E8%B1%AB%E8%A8%80
これはなんと、1901年 (明治34年) の当時、20世紀に実現すると考えられていた科学技術だ。
今から100年以上前の世界。江戸時代が終わってまだ34年と言うとすごいな。
明治30年代の暮らしというと、遠くにいる人との連絡は手紙。急ぐ時は電報。写真はもちろんモノクロで、今と違って特別なものだろう。
長距離移動は馬車か鉄道か船。自動車が人々の生活に進出してくるのはもうちょっと後になる。自転車はあったらしい。
明治の景色を見ればどんだけ今と違うとわかるはず。
こんなっす。
※この写真はこちらから拝借しました。
城下町から近代都市へ、明治時代の名古屋の変貌
http://network2010.org/nc400/history/meiji2.html
うーん、こうやって見ると、明治時代に今のことを考えるってすごいことだったのね、って思う。
さて、こんな時代の人が予想した20世紀とはどんな感じだろうか。
以下 「二十世紀の豫言」 から面白いのを抜粋。
◇無線電信及電話
東京にいる人が、倫敦(ロンドン)、紐育(ニューヨーク)にいる友人と自由に対話することができるようになる。
遠くの人と即座に連絡を取れるって今じゃ当たり前だけどすごいことだよね。。
◇遠距離の写真
当時はまだラジオも始まってないころだ…カラー写真どころか世界中の様子が動画で見れるようになるとは。
◇七日間世界一周
世界中の人は、男女を問わず必ず1回以上海外旅行をするようになる。
ジェット機だと何時間で世界一周できるんかな???
◇写真電話
テレビ電話の概念はこの頃からあったのか!! こんな時代によく思いつたな。
◇買物便法
すごい、概念は当たってる。
通販が本格的に産業として始まったのは戦後からのようだ。
家で写真を見てポチっとボタンを押したら翌日届く、決算は電子マネーで、ってすごい時代だわ。
◇市街鉄道
文明国の大都会では、鉄道は街路上からなくなり、 空中や地中を走るようになる。
確かに空中(高架)や地中を走ってるわ。
◇人の体
背を伸ばす人はいないけど、鼻を高くしたり、眼を大きくしたり、乳を大きくする人はいるね。
◇人と獣との会話自在
下女下男の地位の多くは犬によって占められ、犬が人の使いに歩く世になる。
むしろ犬など動物をこき使うと怒られるようになったね。。
こうして見ると、人の暮らしって100年でだいぶかわる。こうやって予言して当たってるところもあるけど、たぶん今の世の中は明治の人からすれば想像を絶する世界だろう。
次の100年はどう進化するのかな??? 空想するだけ無駄な気がしてきた。