1996.04.27エスカレータで [悪夢]
エスカレータに乗っている。
それには果てしなく人が連なっている。
踊り場付近でもたもたしていると、下から汚いおっさんが無理矢理、私めがけて登ってくる。
彼は手に出刃包丁を持っていて、それで私の左手を斬りつける。
痛い!
その光景がビデオで編集したように何度も繰り返される。
おっさんが登って来て斬りつける。
登って来て斬りつける。
周りの人達は見ているだけだ。
最後におっさんは私の右手の動脈に刃をたてる。
痛い!
ここでやっとループが終わり、警察がやって来る。
私服の警官達も出刃包丁を持っていて、それでおっさんの坊主頭を斬りつける。
悲鳴があちこちで上がる。
私はおっさんの頭の皮膚がぱっくり切られるのを見ている。
起きる。しかも夜中!