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夢日記

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2018.04.25仏壇からげっ歯類

公園のような所にいる。
芝生にホームレスが寝ていて、私は、そのうちの一人の毛布を剥ぎ取り、空いてるスペースに置く。
意外ときれいじゃん、と思う。

公園の奥まで進むと、芝生の坂になっていて、ホームレスではなさそうな人々が陣取りをしている。
私もその一角に座ろうと思うが、すぐに場所をとられてしまってなかなか座れない。

そうこうしているうちに、森昌子が近くに来て、どうやら彼女のコンサートが始まる気配になった。
私も彼女の歌を歌おうと思うが、どんな曲があったか思い出せない。

急に場面が変わり、私は仏壇の前にいる。
ロウソクに火をつけた覚えがないのに火がついていて、危ないなと感じたので、すぐに消す。

ところがしばらくするとまた火がついている。
おかしいな、、と思ってよく見ると、ロウソクの台の下にもう一つロウソクがあり、それにも火がついていた。
なるほど、下に火があって上のロウソクにも火がついちゃうのか…と私は理解し、下のロウソクを消す。
しかし、しばらくすると下のロウソクにも勝手に火がついてしまって、また上のロウソクにも火がついてしまう。

しかたないのでロウソクはほっとくことにした。

私は携帯用のお香が欲しいのだった。
ロウソクのまわりにそれらしきパーツがあるが、使い方がわからない。

あれこれ悩んでいると、仏壇の底に敷きつめられていた砂利がモゾモゾ動き出し、中から奇妙な小動物が出てきた。
ウサギのような、ネズミのような、ハムスターのような…とにかくげっ歯類だ。

わっなにこれ!?
と思って私はそいつの写真を撮ろうと携帯を取り出した。
しかし焦ってなかなかカメラを立ち上げられない。
その間にげっ歯類はどんどん大きくなって仏壇から降りると、ついにはワイシャツ・スーツズボン姿の外国人のおっさんになってしまった。

あぁ、これでは写真に撮っても何の面白みもない…と思ったところで起きた。

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