2013.05.12王族の交代
どこかのシャッター商店街。
ここでは営業していない店がたくさんあるので、お店を新しく始めたい若者たちで店舗をシェアする計画をたてている。
まずみんながシェアをしようとしているのは、紫色のソファーのボックス席が並ぶ、元々バーだったお店だ。
ここで、お好み焼き屋などをするらしい。
みんなが図面を見ながらスペースを割り振りしてるのを私は見ている。
場面が変わって今度は電車に乗っている。
なぜか私は座席に座っている女の人の肩に足を乗せて立っている。
途中で、あ、これでは下の人に体重をあずけすぎだ、と思って、ちょうど腰のあたりにあった出っ張りに座る。
しばらくすると、席が空いたので、私は女の人から降りて、席に座る。
隣にバナナマンの設楽がいる。
彼はキャンディーがたくさん入った段ボールを抱えている。
キャンディーは「チョコ味」と「はっか味」があって、なぜか「はっか」はハズレというイメージになっている。
私はその中から「チョコ味」を取ったが、それを食べた記憶はない。
また場面が変わって、どこかの庭園みたいなところにいる。
ツツジの花壇が迷路のように続いている。
向こうから着物姿の上品そうなお婆さんが歩いてくる。
さっきの続きで、バナナマン設楽が一緒にいる。
ここらへんから、私は傍観者の立ち位置へと少しずつ移行している。
お婆さんと設楽が敵対しているのが空気感で何となくわかる。
設楽は騙されてここに来てしまったようだ。
お婆さんが「お前はここで死ぬ運命なのだ」とか何とか言うと、そこらじゅうから火の手が上がった。
設楽はヘアスプレーみたいな缶を取り出し、ツツジの花壇に向かって中身を噴射する。
すると、次々と花壇に火がついて、とうとう周りは火の海になってしまった。
ここから私は完全にこの物語から離脱し、この光景を演劇を鑑賞するように客席から見ている状態となる。
ツツジの花壇が燃えている方と、燃えていない方で二つにわかれた。
それを表現するのに、なぜかレゴでできた花壇が使われ、玩具の包丁のようなもので、花壇がざっくりと二つに切られる映像が流れた。
私は、雑だなーと思ってそれを見ていた。
ここで、数人の外国人が客席に入ってきて、舞台の上で何が起こっているのかチンプンカンプンな顔をしていた。
私は、彼らに「これは日本の王族の物語だ。あの婆さんが偽物で、今、本物の王族が滅ぼされるところだ」と説明した。
外国人たちがなるほどーという顔したところで目が覚めた。